プラシーボ効果について考える【補足】ロジャー・バニスター効果について

運動

皆さん、こんにちは!
パーソナルトレーナーのこちゃまるです!!

今回の記事は、前回の記事

の、続きです。

ぜひ、前編、後編を読んでから、この記事を読んでみてくださいね!

プラシーボ効果より凄い!?ロジャー・バニスター効果とは?

いかがですか?

ここまでの記事を読んで、
いかに、脳をコントロールして、
脳をダイエットモードにすることが、
ダイエットにとって重要か?と言うことが、
ご理解いただけたでしょうか?

まだ、疑問に思っている方いますか?

と言うことで、
今回の記事で、トドメをさしますよ?

今回、お話ししたい内容は

『ロジャー・バニスター効果』についてです

ロジャー・バニスター効果とは?

ロジャー・バニスター効果とは、
1954年にイギリスの陸上選手であるロジャー・バニスターが、
初めて1マイル(約1.61キロメートル)を4分を切る記録で走り達成したことにより、
他のランナーに対して大きな影響を与えた現象のことです。

それまでの、1マイルの世界記録は、パーヴォ・ヌルミが記録した、4分10秒3でした。
その後は、中々記録を更新する選手が現れず、
人間が1マイルを4分で切ることは不可能という
『1マイル4分の壁』が定説化していきます。

そんな中、その『4分の壁』を破るべく、果敢に挑戦したのが、ロジャー・バニスター。
大学生で、オリンピックに出てメダルを取るような選手でもなかったロジャー。
当然、周囲は、「できるわけがない」と信じませんでした。
しかし、バニスターは、厳しい練習を自分に課し、
1954年5月6日、ついに3分59秒4という世界記録を更新し、
人類で初めて4分の壁を突破します。
前回の世界記録が樹立されてから、実に31年の月日が経過していました。

そして、凄いのは、ここから。

人類初の4分の壁を切ったロジャーの記録。
次に、この記録が破られるまでに、どのくらいの時間がかかったと思いますか?

答えはなんと…たったの『46日』

そして、さらに、この、1954年の1年間で
23人もの選手がロジャーの記録を破っていきました。

思い込みが人間の能力の限界を左右してしまう

この話からわかること…
それは…

「思い込み」が、人間の限界を決めてしまうということ。

世間的に『不可能だ』と思われていることは、
脳が制限をかけてしまってなかなか超えることができない。

そして、誰かがその壁を突破すると、
一気にその制限が解除され、
そんな壁などまるでなかったかのように、
次々とその壁を越えるものが出てくる。

ほんとに、人間の脳って不思議ですよね!

プラシーボ効果の上位互換?ロジャー・バニスター効果

今までご説明してきた『プラシーボ効果』は、
どちらかといえば、比較的小さなというか、
個人的な思い込みなどが影響する効果ですが、
このロジャー・バニスター効果は、
もっと大きな、世間一般に言われていることに対して、
大多数の人をも巻き込む効果で、
プラシーボ効果の上位互換とも言える心理効果なのではと個人的には思っています。

ただ、いずれにせよ、
人間の「思い込み」が、
人の身体的パフォーマンスに大きな影響を与えるという意味で、
僕が提唱する『脳ダイエット』を語る上で、
根幹となる考え方です。

脳(思い込み)が人の身体や行動、生活に影響を与える言葉としては、他にも、

  • 引き寄せの法則
  • 言霊
  • 思考は現実化する

などなど、挙げるとキリがないくらいたくさんあります。

こういった、脳の機能を上手く活用して、
ダイエットにも上手く取り入れていくことで、
無理なく、無駄なく、効果的にダイエットを進めていきましょう!

最後に

いかがでしたか?

この、プラシーボ効果の記事三部作で、
少しは、僕の『脳ダイエット』の根幹となる考え方を
理解していただけましたでしょうか?

今後も、ダイエットやボディメイクに有効な、
知識や情報などをどんどん配信していきますので、
皆さん、ご一緒に、ダイエット、ボディメイクを頑張りましょう!

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